この日は、近所のボデガ「Bodegas Blanca Reyes」で、コロンビア人の友人、
マリアちゃんと一緒に作業をしました。
棚卸しをしながら、樽の中のシェリーを試飲していく作業です。
約3年間、ほとんど手つかずだったシェリーは、静かに熟成を重ね、
すばらしい味わいになっていました。
フロールもたっぷりと張っていました!

今日は、このボデガの歴史を少しお話しします。
ヘレスのソル通りにあるボデガ「ボデガス・ブランカ・レジェス」。
このボデガは1884年、フランシスコ・エスピノサ・デ・ロス・モンテロス
によって創業されました。
現在のオーナーはマリア・ヒメネスさんですが、ボデガは現在閉鎖
されています。
マリアさんの人生は、悲しみの連続でした。
彼女は二度結婚しましたが、最初の夫テルモ・モレノさんは、
マリアさんが妊娠3か月の時に交通事故で亡くなり、彼女は若くして
未亡人となりました。そのため、お腹の中にいた息子のテルモさんは、
父親を知らずに育ちました。
その後、マリアさんはこのボデガのアウレリオ・ブランカ・レジェス氏と恋に落ち、
結婚します。
しかし、その数か月後にアウレリオ氏も亡くなり、マリアさんは再び
未亡人となってしまいました。
ボデガを売るか守るか悩んだ末、マリアさんは息子テルモさんとともに、
ボデガを守り続けることを決意します。

アウレリオ氏は、ワイン造りやビジネスについて継子のテルモさんに教える
時間がほとんどありませんでした。
しかし幸いにも、カパタスのラファエル・ガルシア氏
(ゴンザレス・ビアス社で47年間勤務)という偉大な師に恵まれ、
テルモさんは彼からシェリー造りを学んでいきました。
当時、このボデガはアルマセニスタ(熟成貯蔵ボデガ)でしたが、
2008年に熟成・輸出ボデガとなり、2011年にはボトリング販売を開始しました。
ボデガのシンボルは、ボデガ犬のグギーちゃんです。

ボデガはソル通りにあったことから、「ボデガ・ソル」とも呼ばれていました。
しかし2023年、最愛の息子テルモさんが闘病の末、53歳という若さで亡くなってしまいます。
今もなお、マリアさんは深い悲しみの中で暮らしています…。
現在、ボデガは売りに出されていて、
ヘレスの宝物の一つである、この歴史あるボデガを受け継いでくれる人が現れることを
願うばかりです。
最近では、多くの歴史ある建物がホテルやスーパー、ツーリストアパートへと姿を変えています。
このボデガだけは、どうかそうならないことを願っています。
テルモさんとマリアさんが守り続けてきたこのボデガの歴史が、これからも受け継がれ、語り継がれていくことを心から願っています。

故テルモ・マヌエル・モレノ・ヒメネスさん

By Momoko


昨年の収穫は最悪でしたので、今年こそみんな病気せずに立派に育ってほしい!



そして、ヘレスの夏は乾燥するので湿度を保つために朝晩、水撒きをします。
ではでは、また~!






セマナサンタ中は学校もお休みで、ちびっ子も夜遅くまでくりだしています。スペイン人の足腰の強さは、バルでの立ち飲みでもそうですが、小さい頃から養われているんだなと思います😊










この文化週間は毎年セマナサンタの一週間前に開催され、コンサート、ワークショップなど、沢山のイベントで構成されています。セミナーも進路相談や楽器製作の専門家による講義といった真面目なものから、最近のポップス歌手の服装研究のような気軽なものまで様々。




そして朝晩はまだ冷えますが、春めいてまいりました🌸
さて、今日はヘレスから一日シェリー遠足をご紹介!

ボデガス・オブレゴンは1935年にホセ・ルイス・ゴンサレス・オブレゴン氏によって創業。ここのシェリーはルスタウ社のアルマセニスタシリーズ「フィノ・デ・エル・プエルト」でも有名です!


ここにある樽のオールドシェリー美味しいですよ~😋
プエルトに行く時は必ず訪れるバル♪





まだ泳いでいる人はいないかと思ったら、泳いでいる人も!





