ヘレス横丁Duende de Jerez

シェリーとフラメンコのふるさと、アンダルシアの 町ヘレス・デ・ラ・フロンテーラより、日々のあれこれを発信します。

Feria del Caballo 2024.5.4~5.11

Moto GP 2024 バイクだらけ

こんにちは!

ご存知の方も多いかと思いますが、ヘレスには1985年のオープンした

F1サーキット場「ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエト」があります。

4月26日~28日まで「2024年MotoGP」が開催され、

それに伴い、バイクの人たちが、わんさか!😲

この週末は、サント・ドミンゴ修道院でのバイクの展覧会や、

いたるところで野外特設ステージのコンサート、

因みに公式ドリンクはエストレージャ ガリシア0.0アルコールフリー。

しかしながら、バイクを近くに止め、飲んでいるのはのビール(笑)

 

アラメダ・ビエハでは、ライダー向け蚤の市開催や屋台が沢山!

と、いうことで、週末は色々なイベントで町中盛り上がりました。

ヘレス市役所の発表では、今年はなんと、

合計で約30万人ものバイクファンがヘレスを訪れたそうで、

過去25年間での最高記録となりました。

 

4月28日にはMotoGP第4戦スペインGP MotoGPクラスの決勝が行われ、
優勝は、イタリアのフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)
2位はスペインのマルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)

3位はイタリアのマルコ・ベゼッキ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)
なお、日本の中上貴晶さん(イデミツ・ホンダLCR)は14位でした。

 

ではでは、また~

 

ayamomo

 

 

 

Moto GP 2024 バイクだらけ

こんにちは。

ご存知の方も多いかと思いますが、ヘレスにはF1サーキット場があります。

1985年オープン。“Dry Sack”という名前がついたヘアピンカーブがあるそうです!

4月26日~28日まで、MotoGP 2024年が開催されました。

それに伴い、各国からバイクの人たちが、わんさか!

この週末は、サント・ドミンゴ修道院でのバイクの展覧会や、

野外特設ステージのコンサート、

因みに公式ドリンクはエストレージャ ガリシア0.0アルコールフリー。

しかしながら、バイクを近くに止め、飲んでいるのは普通にビール(笑)

アラメダ・ビエハでライダー向け蚤の市が開催されるなど、



色々なイベントで町中盛り上がりました。

ヘレス市役所の発表では、今年はなんと、

合計で約30万人ものバイクファンがヘレスを訪れたそうで、

過去25年間での最高記録となりました。

 

 

 

4月28日にはMotoGP第4戦スペインGP MotoGPクラスの決勝がヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われました。
優勝は、イタリアのフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)。2位はスペインのマルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)、3位はイタリアのマルコ・ベゼッキ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPチーム)でした。なお、日本の中上貴晶さん(イデミツ・ホンダLCR)は14位でした。

 

Peña los Cernícalos

こんにちは、Ayaです。

ヘレスにはたくさんのフラメンコのペーニャ(愛好会)があり、コンサートをはじめ、さまざまな活動が行われています。

中でも、1969年創設と、ヘレスで最も古い歴史を誇るのが、ペーニャ・ロス・セルニカロス。

     以前は Sancho Vizcaíno 通りに本部がありましたが、昨年12月末に不動産売却の事情で立ち退いたため、現在は本部がない状態だそう。第34回目の「Noche de la Plazuela」は、昔の修道院を改造して作られた、Sala Compañía劇場 に場所を移して開催されました。

 

   

お客さんから入場料をとって運営されるタブラオと違い、ペーニャのコンサートは会員が積み立てる会費で運営されるため、なんと入場無料!(会員だけしか入れないコンサートもあります。また、他の町では、一般客のみ有料というスタイルもよくあります。)
一般に、踊り(バイレ)より歌(カンテ)がメインのコンサートの方が多いよう。前方は通常、会員専用の座席になっています。

 

◆4月6日  地元プラスエラの、ファミリア・ミヒータの舞台
ミヒータとは、「小さな欠片」といった意味で、お父さんが小さい頃小イワシフライの尻尾や頭が大好物だったことからこのあだ名になりました。今では、9人の息子のうち、プロとして活躍するアルフォンソやホセも「ミヒータ」の芸名を継承しています。

アルフォンソ、ミヒータ父、ホセ

息子二人によるカンテの競演の後、最後はミヒータお父さんのブレリアと、家族総出のフィン・デ・フィエスタ(ブレリア)。ペーニャからお父さんが表彰されるこのオマージュの舞台に、奥さん、息子さん、娘さん、お孫さんみんな勢揃い。本来、フラメンコはヒターノが家族で大切に楽しむものなんだということを証明してくれるような、喜びに溢れる純粋なアルテの嵐は本当に圧巻でした。会場に来ていた著名なカンタオール、カプージョ・デ・ヘレスも舞台に上がり、花を添えていました。

フィン・デ・フィエスタの様子↓

youtu.be


◆4月13日  ハイメ・エレディア "エル・パロン"
   グラナダ出身の、ベテランカンタオール。舞台上での堂々かつ自然な佇まいと、ヒターノらしく太く響く声がとても魅力的で、ペジスコ(ひねり)のあるとても良い歌でした。最後にペーニャから肖像画が贈呈されるという、粋なサプライズも。

ハイメ・エレディア 伴奏ギタリストはドミンゴ・ルビチ

◆4月20日 ラ・ルーピ
マラガ出身のバイラオーラ。会場は超・満席でした。

 

◆4月26日  ホセ・ケベド "エル・ボリータ"
自らも「異端児」を名乗る、ヘレス出身のコンサート・ギタリスト。ソリストとしての活動の他、ミゲル・ポベダやマリナ・エレディアといった一流の歌い手の伴奏もしているとか。ギターとパーカッション(パキート・ゴンサレス、サンルーカル出身)の息はぴったりで、たった二人でオーケストラのような音の幅と奥行きを表現し、ギターという楽器の可能性を最大限に引き出した、時に斬新な奏法は、驚きの連続でした。一番本人たちが楽しんでいる様子で、印象に残りました。

ホセ・ケベド"エル・ボリータ"

素晴らしいステージをありがとうございました。

Caracoles(カタツムリ🐌)あります

こんにちは。

こちらは、“Caracoles”(カタツムリ)のシーズンが始まりました!
日本では、夏になると「冷やし中華あります」と看板が出るように
こちらでは、「HAY CARACOLES」“カタツムリ🐌あります”の看板が出始めます。

 

↓これがカラコレス

始めて目にした時は、目玉おやじが沢山…。
このカップいっぱいに詰め込まれたカタツムリがグロテスクすぎて、
ぎょっとしましたが、

食べてみてびっくり!汁がスパイシーでとても美味しい!汁だけもっと飲みたい!
汁は作る人によって使うスパイスや配分が違うので、お店ごとに楽しめます♪
みなさん、冷めないうちにガンガン食べていきます。
シェリーもすすみます~😋

食べ方は、カタツムリをチューチューすすって中身を食べます。

頭が隠れていて取り出せないときは、楊枝を使って。
カラコレスは6月くらいまで楽しめます♪

 

カラコレスは、低脂肪でたんぱく質とカルシウムが豊富です。 

しかしながら、食べ過ぎると下痢をするので要注意です(笑)

ぜひ一度は食べてみてくださ~い(^^)/

 

by Momoko

フラメンコとの出会い

 こんにちは!

さて、Momokoさんのシェリーマラソンも無事に終わり👏👏👏、今度はフラメンコのお話も少々させていただければと思います。

「なぜカンテ(歌)を勉強しているの?」と、スペインでも日本でも聞かれることが多いので、まずは自己紹介をかね、私の個人的なフラメンコとの出会いについて。

    私の父は新聞記者で転勤族でした。子供の頃から国内もさながらブラジルやイタリアなど海外での生活も体験し、ラテン文化には親しみを感じていました。元々音楽が好きでピアノも長いこと習っていました。

   東京外国語大学に入り、スペイン舞踊部に入部。そして、その頃ちょうど父がスペインに出張し、お土産に一枚のフラメンコのCDを買ってきてくれたのですが、これが衝撃だった!

    セビージャのアーティスト、Lole y Manuel の"Nuevo Dia"というアルバムで、この「romero verde」という曲が特に好きでした。

 

youtu.be

   聞いていただくと、1分10秒あたりで、洪水のように流れている、なんだか早いこの粋なリズムが、いきなりピタっと止まるんです。

「なんで急に全員止まって、しかもまた全員同じタイミングで手を叩き始められるんだろう?」

   後に、これはブレリアという曲種で、秘密はコンパスと呼ばれる12拍子のリズムパターンにあると知るのですが、とにかく19歳の私には大きな衝撃で、「これを歌おう!」と強く思ってしまったんです。←若いって素晴らしい(´▽`)

ちなみに、歌い手のLole Montoyaに個人レッスンをしていただく貴重な機会があり、そのときにお話をして知ったのですが、彼女は子供の頃にお父さん(踊り手の故Juan Montoya)からロンドン土産にもらったウーム・クルスームというエジプトの往年の大歌手のレコードに衝撃を受け、「これを歌おう!」と強く思ったんだそうです。

  なんだかご縁を感じました。

youtu.be

   その後日本で歌い手としてプロ活動をした後、出産後ヘレスに居を移し、今年で12年。ブレリアでいうと、コンパスがようやく一回りしたところです。知れば知るほど奥の深い芸術、まだまだ学ぶことばかりです。「カンテの聖地」と呼ばれる地元ヘレスのアーティストについても、今後、このブログで少しずつご紹介していきたいと思います!

   どうぞよろしくお願いたします。

Aya 

 

筋肉痛だよ シェリーマラソン2024 其の②

こんにちは!
シェリーマラソンスタート!

ブドウ畑を通り抜け、第1給水所まで、レッツラゴー!

早くシェリーを飲むために走ってみましたが、なぜかノルビックの方々に追い抜かされていく…。走っているのになぜだ🤔

しかし心地の良い景色だ

給水所に到着!

給水所には、シェリー、生ハム、サンドイッチ、フルーツ、オリーブなどなどがあり、
飲み放題!(多分)


私はここで、つまみながら、のんびりと7杯ほどいただきまして、
8杯目のシェリーを手に持ち、飲み歩きながら、次なる給水所へ。

次は、BODEGA REAL TESORO & VALDESPINO。

ボデガの中を通り抜け、第2給水所へ!

な、なんと!辛口シェリーがもうなくなっているではないですか😲
残っているのは、クリーム(甘口)とペドロ ヒメネス(極甘口)だけ。乾いた喉に甘口は厳しい~!
第1給水所でのんびり飲んでしまったのが敗因なのか…。
それとも、もともと少ない量だったのか?🤔
これはあかんと、トイレだけ拝借。すぐに立ち去り、ゴールのシェリーを目指す。
ボデガ ス ティオ ペペを抜け、


ゴールのアラメダ・ビエハに到着!

時間内に完走するとメダルがもらえます😀

かわいこちゃん達がシェリーを注いでくれます💖

ゴール地点でも甘口が多かった…。来年はどうか辛口多めにしてくださ~い!

HPで見たところ、マラソンの参加者は
Promo14km 参加者数……748人(登録者数758人) 1位の記録…50分53秒
フルマラソン42km 参加者数……196人(登録者数207人) 1位の記録…2時間44分42秒
ハーフ21km 参加者数……708人 1位の記録…1時間16分41秒

シェリーバイクは総参加者数……928人(総登録者数940人)
水泳の総参加者数……168人(登録者数174人)

でした。

気持ちがよく、美しい景色が見れ、美味しく楽しいマラソン大会でした。

14kmでしたら、なんとか歩けます!

来年ぜひ参加されてみてはいかがですか?(^^)

 

by Momoko

 

 

 

筋肉痛です。シェリーマラソン2024 其の①

こんにちは~。
シェリー マラソン2024年参加してきました!

筋肉痛で普通に歩けません…。トホホ。
さて、先ずは事前にゼッケンなどマラソンセットを受け取りに行きます。

 

Tシャツ、グラス、日焼け止め、エナジードリンク、リュック付のステキなセット💕
ゼッケンにはチップが入っているので、HPから何分でゴールしたか知ることができます。

当日、Promo(14km)コースのスタート地点までヘレス中心街からバスに詰め込まれ輸送されます。

Promoスタート地点に1時間前に到着。簡易トイレもあるので安心♪

 

先にスタートしているフルマラソンやハーフの人たちが、ブドウ畑の中を通り過ぎていきます。

みんなで応援!土(アルバリザ土壌)の上を走るのは大変そうだ。


www.youtube.com

 

いよいよスタート!

スタート前からテンション高い


www.youtube.com

ブドウ畑を通り抜け、第1給水所まで、レッツゴー!

 

其の②に続く

 

by Momoko

 

 

ヘレス道きわめ隊